中国語の先生の選び方

中国語の先生を選びましょう。

日本では中国人なら誰でも中国語の先生になれる。

 最近は中国から来日されている中国の人がたくさんいらっしゃいます。そして母国語を話せる事を活かして、中国語の先生として働いている方もたくさんいらっしゃいます。が、ここで問題が出てきます。中国語の先生は、中国人なら誰でもなれるのか?答えは・・・現状YESです。だからこそ、先生を選ばなければならないのです。
 よくありがちなのが一流○○大学の大学生です、もしくは大学院生です。というパターン。いくら一流大学の留学生でも、法律や経済を学んでいる人が中国語を正しく教えられるでしょうか?もし教えられてもそれは一部の人でしょう。教えるには教える事の知識が必要だからです。

 

貴方は日本語の先生になれますか?

 もし、あなたが中国に行って日本人だというだけで日本語を上手に教えられるでしょうか?教科書を読む事や話し相手になる事なら出来るでしょうが、文法を説明したり、標準語の発音を教えたりすることは意外と大変です。というか正しく教える事は難しいでしょう。
 現在、中国語の先生も教科書を一緒に読んだり、話し相手になるくらいしかできない先生がたくさんいます。あなたが中国語を真剣に勉強しようと思うなら、しっかりした先生を選ばなくてはいけません。

先生の能力

先生の実力を知ろう!

 

先生の日本語能力

 あなたが初心者であれば、説明は日本語でしてもらわなくては到底理解できません。だから先生の日本語能力は大切です。日本語能力試験1級を持っている先生であれば、その問題はおそらくクリアできるでしょう。

 

先生の中国語能力

 次に中国語の能力ですが、中国語の普通話水平測試(標準語能力試験)一級を持っているか同レベルの先生を探しましょう。中国語の方言はとても多いです。標準語を教えてもらっているつもりがすごくなまった中国語を教えてもらっていたという事もありがちな話だからです。

 

中国語教師としての能力

 そして、中国語を教える能力についてもチェックする必要があります。いわゆる中国語の先生か、普通の中国人かを見分けないといけません。外国人向けの中国語教師資格を持っている先生を探すと良いでしょう。この資格はたくさんの種類がある様です。IPAの「国際登録中国語教師資格」中級以上を取得した先生だと、しっかりと教えてもらえると思います。

こんな先生に教えてもらっていませんか?

教え方を知らない先生のパターン

  • 授業は先生の後について本を読むだけ。(先生が教える方法を知らない。)
  • 先生は本を読む以外は日本語で話している。(先生が日本語の練習をしているパターン)
  • 生徒も本を読む以外は日本語で話している。(授業料を払って中国語の練習をせず、先生の日本語の練習をするパターン)
  • 文法ばかり重視している。(生徒が喜ぶので中国語で最も大事な発音を無視する。)
  • 文法の説明が出来ない。(先生が文法を理解していない。ネイティブは文法を知らなくても話せるのでありがちです。)
  • 先生が話す中国語を生徒が日本語で訳す。(先生が教える方法を知らない。)
  • 発音練習はあまりしない。(指導するのが面倒。生徒が嫌がる。そもそも発音が苦手。)
  • 発音を直さない。(指導するのが面倒。生徒が嫌がる。そもそも発音が苦手。)
  • すぐに発音を褒めてくれる。(出来ていなくても機嫌をとってくれる。)

 

発音をしっかり教えてくれているか?

 発音に関しては、自分でもチェックしてみましょう。
 レッスン中のあなたの中国語は100%に近いくらい先生には理解できます。同じ教科書を使って、同じ話題を話しているんですから理解できないわけがありません。だからあなたの発音が中国で通用しない発音だったとしても会話が出来るわけです。
 普段から発音に関して厳しい先生なら大丈夫かもしれませんが、すぐに褒めてくれる先生に教えてもらっているなら本当に正しく発音できているかチェックしてみましょう。例えば録音した自分の声と、教材についているCDを聞き比べてみるとかです。教科書に載っていない文を覚えて、先生に聞いてもらいそれを書いてもらえば、あなたの中国語がどれだけ先生に伝わっているかわかります。書けなかったり、何度も聞き返してくるようでしたらあなたの中国語は中国では通用しません。
 あなたが普段から家で発音練習していない人なら、すぐに正しい発音で話せるほうが不自然です。
 ピンインを正しく発音できるようになるには、0スタートで毎日練習したとして、早くても3ケ月くらいはかかる様です。

 

 発音を軽視して文法しか勉強しないのも考えものです。中国語は文法もすごく大事ですが、発音が第一です。なぜ文法しか教えないのか。文法を一つ教えると教科書を1ページ進めます。そうすると生徒は満足します。先生も商売なので生徒に逃げられたくないという心理があり、生徒に満足を与えようとします。もしこのパターンで教えてもらって中国に行ったら、相手に向かって中国語でいろんなことを話すことは出来ますが、相手は一向に理解できないという事が起きる可能性があります。自信満々で中国に行って、消沈して帰国する姿が目に浮かびます。

 

授業で日本語ばかり使っていないか?

 授業中、ほとんど日本語しか話していないのも考えものです。中国語を勉強しているのに日本語しか話していないのなら、もし中国に行った場合、中国語を話せるわけがありません。授業中に中国語で練習する事で、現地でも話せる様になると思います。

 

教え方を知っているか?

 本を一緒に読むだけとか、先生が話す中国語を生徒が日本語で訳したりといったパターンは、教え方を知らない人がする方法です。
 もし私が中国人で中国語を教える立場になれば同じことをすると思います。あなただってそうでしょう?

 

文法の説明ができるか?

 文法の説明が出来ない。またはいい加減なのはネイティブにありがちです。普通ネイティブは文法など意識しなくても話せます。ただ私達非ネイティブはそうはいきません。しっかりした先生ならきっと教えてくれると思います。その時わからなくても次回のレッスンの時に教えてくれるでしょう。適当にごまかしたり、説明出来ないままの人は先生ではなく一般の中国人と考えてもいいと思います。