中国語の基礎とは発音の事!

基礎とは!

 中国語の基礎とは、ズバリ声調と発音です。
 声調と発音は中国語最大の特徴と言っていいでしょう。

 

 

声調とは四種類の音の高低の事です。

 日本語でも、橋・箸・端は文字に書くとすべて「はし」ですが、音の高低でどの「はし」を言っているか判断できると思います。
 中国語はすべての漢字に決まった四声があり、この四声を間違えると、意味が変わってきます。

 

 例えば、「お母さん」「麻」「馬」「叱る」は中国語ではすべて「マ」ですが、四声が違う事で判断されています

 

 

発音とはピンイン(アルファベットを使った発音記号)であらわした漢字の読み方(音)の事です。

 このピンインを正しく読む事が出来ないと、中国漢字を読む事が出来ません
 日本人が一番慣れないのは舌の動きや、喉の奥から出すよな声の出し方だと思います。
 先ほどの、声調と同じでこの発音記号を正しく読めないとまったく違う意味になります。

 

 アルファベットで書いてあるんなら間違わないよ!と思いがちですが、実はそうではありません。
 例えば、英語のRとL。日本人はraとlaは同じようにラと読んでしまいます。実は欧米人からすると明確に違うのですが、日本人はRもLも同じように発音してしまうので、話が通じないという事がしばしばあります。
 いわゆるカタカナ英語というものです。日本にはカタカナがあるので英単語を知らず知らずのうちにカタカナ読みで覚えてしまいます。
 これは中国語でも同じで、日本人は中国語をカタカナ読みで覚えてしまいがちなのです。

声調と発音の学習は敬遠されがち。

声調と発音は必ずマスター

 中国語を学習する時、声調と発音の学習は敬遠されがちです。
 なぜなら早く話す練習をしたいからです。だから、基礎が出来ていないのに教科書のページを次々とめくろうとします。はたして、それでいいのでしょうか?
 中国語の先生の話では、日本人が声調と発音をマスターしようと思ったら、個人差はありますが毎日勉強しても普通は半年くらいかかると言っていました。
 間違って覚えたらそれを修正するのにさらに時間がかかるそうです。 一度間違って覚えると変な癖がつき、まったくの初心者よりも時間がかかるみたいです。
 本当に中国語をマスターしようと思うと、この四声と発音を正しく発声出来る様に、完全にマスターする必要があります。

基礎が出来ていないと・・・

トラブル発生!

 基礎が出来ていないと、ある日突然悲しい日がやってきます。
 そして、その悲しい日とは(私の知っている範囲では)例外なく中国国内で起きます。

 

 悲しい出来事、それは何年もかけて勉強した中国語が全く通じないという現実を知る事です。

 

 

理由は簡単です。

 声調や発音がメチャメチャでいくら流暢にペラペラ話しても相手には全く話が通じないのです。
 結局筆談したとか、相手がめんどくさがってどっかに行っちゃったとかという話になります。

 

 

基礎とは基になる礎と書きます。

 簡単に言うと、基礎工事をしていないのに家を建ててしまうと、その家には危なくて住む事が出来ません。そんな家はおそらくいつかは傾いて倒れてしまいます。
 声調と発音を完璧にしておかないと、いくらたくさん単語を覚えても、いくらたくさん文法を覚えても、結局は話すことも出来ない自己満足の中国語学習に終わるわけです。
 そして、この傾いた家を立て直すには、一度壊して綺麗に更地にする必要があります。
 基礎をしっかりしなかったツケは後で大きくなって返ってきます。